http://keiba-taishu.jp/take/20130206170000/?MediaCode=kzpfd1100
力と縁があればチャンスは訪れる
プロ野球のキャンプインを前に、日本ハムの糸井嘉男選手の緊急トレードが成立。4年連続で3割をマークし、WBCでも中心選手として活躍が期待されていただけに、驚いた方も多いことでしょう。
「糸井さんトレードとか、ありえん」
今年、メジャー2年目を迎えるレンジャーズのダルビッシュ有選手が、思わずそう呟いたのもわかるような気がします。
しかし、です。野球に限らず、プロの世界ではままあること。当の糸井選手も、「いまは寂しい気持ちでいっぱいですが」という言葉のあとに、「この世界では当たり前のことと捉えています」と綴っていました。
競馬の世界では、
「糸井さんトレードとか、ありえん」
今年、メジャー2年目を迎えるレンジャーズのダルビッシュ有選手が、思わずそう呟いたのもわかるような気がします。
しかし、です。野球に限らず、プロの世界ではままあること。当の糸井選手も、「いまは寂しい気持ちでいっぱいですが」という言葉のあとに、「この世界では当たり前のことと捉えています」と綴っていました。
競馬の世界では、
頻繁に乗り替わりが行なわれます。そこには、大人の事情を含め(笑)、ケガなどいろいろな理由がありますが、乗り替わるほうも、乗り替わられるほうも、やはり穏やかではありません。
でも、それを表に出したり、いつまでも気持ちを引きずったりするのはプロじゃない。プロは力の世界です。馬にも人にもいえることですが、力があり、縁があれば、再び巡り合えることもあるのです。
全33レース中、新馬戦以外はすべてオープンレース。そのうち29戦が重賞レースで、GⅠの勲章を9つも獲った“砂のモンスターホース”ヴァーミリアンもそんな一頭でした。
ディープインパクトと同世代だったため、クラシックには騎乗できませんでしたが、デビュー戦の頃から、「砂では相当に走りそうやな」という感触を持っていただけに、ダート転向初戦からのコンビ復活に快哉を叫んでいました。
◆いまも脳裏に蘇る闘志溢れる走り!
ところがです。ダートの世界にも、彼と同世代には“砂のディープインパクト”と呼ばれたカネヒキリがいました。本音をいえば、2頭とも乗りたい。しかし、現実は非情です。なぜ、同じ年に3頭ものスーパーホースを誕生させたのか。当時は、神様のいたずらを恨みたくなったものです。
再び縁あって、07年から彼とコンビを組めたことは天の配剤です。ヴァーミリアンはもちろん、石坂正先生、厩舎スタッフをはじめ関係者の皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
目をつぶると、すべてのレースを思い出すことができるし、いまも僕の頭の中で彼は、勝負根性を?き出しにして、ダートコースを走り続けています。
2月10日に行なわれるGⅡ「京都記念」では、藤原英昭厩舎のトーセンラー(牡5)と、久々……約2年ぶりのコンビ復活です。彼自身も、昨年9月以来のレースとなりますが、不安材料はありません。力はわかっています。
「京都記念」は、昨年、トレイルブレイザーで勝利を上げたレースでもあります。同世代のディープ産駒に少し遅れを取っていますが、彼が真価を発揮するのは、これからです。
結果はもちろんですが、GⅠ戦線に名乗りを挙げられるような、内容の濃いレースをお見せしたいと思っています。
でも、それを表に出したり、いつまでも気持ちを引きずったりするのはプロじゃない。プロは力の世界です。馬にも人にもいえることですが、力があり、縁があれば、再び巡り合えることもあるのです。
全33レース中、新馬戦以外はすべてオープンレース。そのうち29戦が重賞レースで、GⅠの勲章を9つも獲った“砂のモンスターホース”ヴァーミリアンもそんな一頭でした。
ディープインパクトと同世代だったため、クラシックには騎乗できませんでしたが、デビュー戦の頃から、「砂では相当に走りそうやな」という感触を持っていただけに、ダート転向初戦からのコンビ復活に快哉を叫んでいました。
◆いまも脳裏に蘇る闘志溢れる走り!
ところがです。ダートの世界にも、彼と同世代には“砂のディープインパクト”と呼ばれたカネヒキリがいました。本音をいえば、2頭とも乗りたい。しかし、現実は非情です。なぜ、同じ年に3頭ものスーパーホースを誕生させたのか。当時は、神様のいたずらを恨みたくなったものです。
再び縁あって、07年から彼とコンビを組めたことは天の配剤です。ヴァーミリアンはもちろん、石坂正先生、厩舎スタッフをはじめ関係者の皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
目をつぶると、すべてのレースを思い出すことができるし、いまも僕の頭の中で彼は、勝負根性を?き出しにして、ダートコースを走り続けています。
2月10日に行なわれるGⅡ「京都記念」では、藤原英昭厩舎のトーセンラー(牡5)と、久々……約2年ぶりのコンビ復活です。彼自身も、昨年9月以来のレースとなりますが、不安材料はありません。力はわかっています。
「京都記念」は、昨年、トレイルブレイザーで勝利を上げたレースでもあります。同世代のディープ産駒に少し遅れを取っていますが、彼が真価を発揮するのは、これからです。
結果はもちろんですが、GⅠ戦線に名乗りを挙げられるような、内容の濃いレースをお見せしたいと思っています。
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