はじめに
「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざは、「夫婦は喧嘩をしてもじきに仲直りするから他人が仲裁にはいるのは愚かなこと」という意味で使われます。
しかし、喧嘩中に言った些細な一言が原因で夫婦の溝が広がり、修復不可能な状態になってしまう事もあります。ここでは、夫婦喧嘩の際にこれだけは言ってはいけない言葉を10選紹介します。
夫婦喧嘩は、お互いを理解し合う上では大切なことですので、こうした禁句を参考に、ただ傷つけあうだけの喧嘩でなく、不満や相違点を解消するための喧嘩をして下さい。
これだけは言ってはいけない!10選
1:「別れましょう!→〇
夫に文句を言われた時や、言い返す言葉が無くなった時など、よく言ってしまいがちなセリフです。妻側からすれば本心で別れたい訳ではなく、論理戦では勝ち目がないと分かった際の切り札として使用していると思いますが、夫からしてみれば何のために喧嘩をしているのか分からないと感じるでしょう。
2:「だからあなたと結婚したくなかったのよ!」→〇
結婚前に、「本当にこの人で大丈夫かしら?」と不安があったことは分かります。しかし、その相手との結婚を決意したのは自分自身です。これを言われた夫は相当傷つき、その時の喧嘩が収まったとしてもわだかまりを残すことは確実です。
3:「出て行ってよ!顔も見たくない!」→〇
ついカッとなって言ったことだとしても、夫からすれば自分がいることさえ嫌なのだと感じてしまいます。またこの言葉を発することで、何か夫に不満があったとしても、"ただのヒステリーと勘違いされてしまう"可能性が大いにあります。
4:「稼ぎが悪い!」「なんで昇進出来ないの?」
結婚生活において、お金の問題での喧嘩は良くある事です。しかし今の時代、定職に就いて、毎月一定額の給料を貰うのもそんなに楽な事ではありません。一生懸命働く夫をこうした言葉で傷つける事は、夫の労働意欲をそぐ事に繋がりますので、家族の将来を考えるのであれば、思っていても口に出してはいけません。
5:「あんな親に育てられたから、こうなるのね!」→〇
義親を非難することで、夫の家族もろとも夫を否定したい気持ちはあるでしょうが、相手にとっては大切な家族です。こうした発言はあなたの人格をも疑われてしまいます。
6:「男のくせに!」
多くの男性は男であるという事にプライド持っているので、こうした言葉や「女々しい」という言葉に深く傷つくようです。喧嘩中にこの言葉を言ってしまうと、ほとんどの場合「お前だって女のくせに!」と、売り言葉に買い言葉の応戦になってしまいます。
7:「だからあなたはダメなのよ!」
いくら気心の知れた夫婦だからといっても、人格そのものをダメだと否定するような発言は相手をかなり傷つけます。夫が気弱で、自分でもダメな所があると自覚している場合はなおさらでしょう。何か失敗があった場合は「まったく仕方ないわね。」程度に留めておくのが得策です。
8:「なんで!」の多用→〇
喧嘩中、女性は「なんであなたは~なの!」「なんで~してくれなの!」等々「なんで」という言葉を多用しがちです。これは単純に相手の理解しがたい性格や行動に疑問をぶつけているだけなのですが、夫側からしてみると、かなりうんざりしてしまう言葉です。
9:「あの時も~だったわよね!」→〇
喧嘩をしていると、過去に起きた出来事に対しても不満が出てきます。怒りにまかせてその時の事も引き合いに出してしまいますが、大抵の場合、夫は「なんで今さら!」となり、夫婦喧嘩が収まりづらくなるだけです。
10:見た目に対しての悪口
単に「ハゲ!」や「デブ!」など見た目に対しての悪口は、罵り合いだけの不毛な喧嘩になってしまいます。日頃の鬱憤を晴らしたいためにこうした悪口をいうのであれば、カラオケにでも行った方がスッキリ出来そうです。
おわりに
このように夫婦喧嘩の際の禁句を色々と書いてまいりましたが、なにより大切な事は、怒りにまかせた発言をしないという事です。喧嘩中、冷静になるというのは難しいと思いますが、こうした禁句を言わない事、一呼吸置いてから発言する事、この二つを実践するだけで、致命的な溝が出来てしまう喧嘩に発展することは無いでしょう。
私は6つ該当してます。ダメな亭主ですね。
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